異世界武勇伝 〜格闘王が異世界を翔ける〜

異世界武勇伝 〜格闘王が異世界を翔ける〜

8.9

ストーリー

9.0/10

キャラクター

9.5/10

設定

9.0/10

独自性

8.0/10

文章力

9.0/10

Good

  • 主人公が最強
  • 仲間が魅力的
  • 男女半々

Bad

  • 更新が比較的遅い

小説情報

https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n4499fl/
作者:外神克
掲載日:2019年 04月20日 20時20分
最終更新日:2019年 08月31日 19時00分
全78部 文字数:274,910文字

感想

ストーリー

異世界武勇伝の続編となる作品ですな。
最強の主人公が、いかに最強かをこれでもかと見せ続けた全編とは違い本編では、ゆっくりと仲間たちの成長が描かれていきます。世界に破滅をもたらそうとする邪教徒と、人型たち(人間と、人間に近しい容姿を持つ亜人たち)の全面戦争が始まろうとしている。

キャラクター

主人公は最強な上に男前な硬派だが、地球にいた頃はその風貌で避けられ続けた為か意外と精神的に脆い部分がある。だがクヨクヨした描写や色に流されるといった軽い主人公ではないので、そういうの苦手だなーって人も安心して読めると思う。
自分の良作認定の一つに、男女比が偏ってないという要素がある。今作は男キャラクターと女キャラクターともに、細かに登場し、活躍してくれる。魅力的なキャラクターが揃っているんじゃないかな。

設定

世界を破滅させようとする人型の敵である邪教徒と、圧倒的不利だった人型の元に異世界の神から頼まれてやってきた主人公。戦力だけなら主人公が全ての敵を倒すのも容易いが、遠く離れた人々など全てを守れる訳でもない。じゃあ仲間を強くすればいいじゃない みつを

独自性

独自性はそこそこある。異世界ながら携帯に似たドバイザーという機器があったり、練気という中国拳法でいう気みたいなものを使って戦う闘技など。その練気が邪教徒には天敵っていうのは都合が良すぎる気もするが、それはまぁ。

文章力

練りながら随筆しているのが窺える丁寧な文章。作者が作品を大切に扱っているのが見えて好感が持てる。改行、文字間の空白などは問題なし。だが文中に何度も出てくる「かの者」や「罷り越した」は少し気になる。それ以外はGOOD

総評

なんで書籍化されていないのか不思議な作品。展開が遅すぎるせいなのかな。純粋な面白さでいったらなろう作品の中でもトップクラスだと個人的には思うんだけどなぁ。もし読むのであれば前作からどうぞ。